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現在66歳の男性で、定年退職後の現在は職に就かずにのんびりとした生活をしています。そんな私も現役時代にはかなりストレスがかかる仕事をしていましたので、40代の中頃から「胃もたれ」や「胸やけ」を時々感じるようになっていました。

胃から食道にかけて胸やけになる!その時は水を飲むだけで対処した

自分も父親が50代で患った「胃潰瘍」になるのでは、と心配していました。一番ひどくそれを感じたのは、夏場の暑い週末にテニスをしていた時でした。

日頃のストレスから解放され、気の合った仲間と1時間程夢中でボールを追いかけた後の休憩時、急に胃の具合が悪くなり、いわゆる胸やけが始まったのです。

文字通り胸、いや胃から食道にかけてが焼けるような感じになりましたが、その場には薬も有りませんでしたので水を飲むだけでした。それでも飲んだ瞬間にまるで火が消えるような感じで胸やけは治まりました。

20年愛用のサクロンを手放す時が来ました!その原因は内視鏡検査の結果です

その後も胃もたれや胸やけは月に2・3回程ありましたが、その殆どが「揚げ物」を食べた後やワイン、特に酸味の強い「赤ワイン」を飲んだ後でした。

それでも毎年の人間ドックでは胃の異常を伝えられる事がありませんでしたので、市販薬の「サクロン」で都度対処してきました。このサクロンを飲むと直ぐに胸やけが治まりましたので、一昨年の年末までの20年間程は、本当に手放せない常備薬なのでした。

それが何故一昨年の年末までなのか?その背景には、その時期に受診した人間ドックで初めて行った「内視鏡による食道と胃の検診」の結果があります。

逆流性食道炎からのバレット食道と診断される

初めての内視鏡検査には恐怖心がありましたが、それは何等かの病が発見されるのでは?と言う事よりも、あの内視鏡が体の中に入って行く事自体への恐怖でした。

しかし検査は意外とスムーズで、麻酔の効果もあって痛みも無く終わったのですが、結果としては「逆流性食道炎」とその影響と思われる「バレット食道」と診断されたのです。

医師の説明によると、バレット食道とは、胃液の逆流が繰り返される事によって食道の粘膜がその刺激で炎症を起こし、胃の粘膜に近い組織に変化してしまう状態だそうです。

そしてその変化した組織には、食道がんの発症に関与している細胞組織が多く含まれているので、欧米では、食道がんを続発するリスクが高い疾患とされているとの事でした。

逆流性食道炎は食生活の欧米化により増加!治療はパリエット錠の服用

また、日本でも食生活の欧米化によってその増加が懸念されているとの事でした。そこで指示された事が、定期的な内視鏡検査と逆流性食道炎用の薬「パリエット錠」の服用でした。

そんな背景から長年世話になった「サクロン」には一昨年の年末で別れを告げ、「パリエット」の服用に切り替えたのでした。その結果、胃のもたれや胸やけに効果があった「サクロン」とは違い、胃のもたれや胸やけそのものを感じる事が無くなったのです。

勿論これは逆流性食道炎用の薬ですので、1年後の内視鏡検査でもバレット食道自体は変化していませんでしたが、幸い食道がんの徴候は発見されませんでした。

胃のもたれや胸やけ、そしてその原因でもあった逆流性食道炎、そしてその結果としてのバレット食道、更にその先の食道がん懸念、そうなった大元の原因は、脂っこい食事や喫煙、そして運動不足、更には仕事上のストレスなどでしょう。

逆流性食道炎の検査をもっと早く受けていれば良かった

しかしながら、最大の反省点は、胃のもたれや胸やけの原因を知る為の内視鏡検査を早めに受けなかった事、そしてその苦しみを緩和させるための市販薬を飲み続けるだけであった事だと思います。

脂っこい食事や仕事上のストレスなどは遡って改める事が出来ない以上、今は身体に何らかの異常を感じた時には早めに検査を受ける事、そしてその原因を知った上で適切な治療を受ける事が今後やるべき事と痛感しています。